JMBを正しく理解し、使いこなす流れを、全6回に渡ってお伝えして行きたいと思います。一通り読んでいただけば、基本はマスターできます。
【Part1】JMBの基本を理解する
【Part2】JALを貯めるためのクレジットカードの選び方
【Part3】JALマイルの貯め方【日常生活編】
【Part4】JALマイルの貯め方 ← 今はここ
【Part5】JALマイルのお得な使い方
【Part6】FLY ON プログラム JALの上級会員のサービスとは?
目次
JAL陸マイラーがマイルを貯めるのにポイントサイトを使う方が効率が良い
JALマイルを貯めることを考えた場合、ポイントサイトの活用は必須になります。
なぜなら、ポイントサイトで貯めたポイントはJALマイルに交換することができ、しかも生活の中で使うお金は今までとほとんど変わらないからです。
今までと使うお金の量は変わらないのに、JALマイルが効率よく貯められるなら利用しない手はないですよね?
ですので、ポイントサイトの効果的な活用方法について引き続きお伝えしたいと思います。
ポイントサイトとは?
ポイントサイトとは、商品を提供したい企業と提携された紹介サイトだと思ってもらえば結構です。
企業はポイントサイトに掲載された案件を、り由したいユーザーが申込みをすると、広告費の一部がポイントとして還元される仕組みとなっています。
ですので、お金の出所は、広告を出している企業の広告費になりますので、何ら怪しいものではありません。
また、ポイントサイトは現在100以上のサイトがあると言われており、新しいものが出来ては無くなっていくような状態となっています。
せっかく貯めたポイントが、サイトが消滅してなくなるなんて寂しいことが起こらないように、可能な限り運用実績が長く、上場しているような企業のポイントサイトを選ぶことが重要になってきます。
利用の仕方は簡単で、スマホがあれば登録可能で、案件の申し込みも出来ます。
(メールアドレス、電話番号が必要)
電話番号が必要な理由は、SMS認証をする為で、ポイントの不正利用を防止するために設けられています。
ですので、電話番号認証の無い様なポイントサイトには登録しない方が無難と言うことになります。
当サイトでは、「運用実績10年以上」、「上場企業が経営」、「日本インターネットポイント協議会に加盟」のうち最低2つ以上に該当するポイントサイトしかご紹介しませんので、絶対ではありませんが、基本的に安心して利用できるものと思います。
ポイントサイトを絡めて行けば、毎年10万ポイント程度は貯め続けられる
JALカードで特約店を使って、日常生活の中で貯めて行くという基本を抑え、そこにポイントサイトの活用を加えていくと、年間10万マイル程度は毎年貯めることが可能です。
JALカードは、JALカード特約店での利用がおすすめですが、ポイントサイトでネットショッピングする場合は、JALカードよりもSPGアメックスの方がマイル還元率が良くなります。
2枚持ちできる余力のある場合は、SPGアメックスを持たれた方が良いです。
JAL特約店は、JALカード(ショッピングマイル・プレミアム加入)、それ以外は、SPGアメックスと言うような使い方が良いです。
詳しくは「SPGアメックスの入会キャンペーン」にカードの特徴含めてすべて記載してますのでご参考にされてください。
マイルを貯める活動は、1年や2年で終わるものではなく、旅行をする限り、生きている限り続けた方がお得ですので、ポイントサイト活用よりも先ずは日常生活で長く使える方法を身につけないと、一瞬には貯まっても、継続して貯め続けることはできません。
詳しくは「基本的なJALマイルを貯める方法」の記事をご参照ください。
この基本的な貯め方編を抑えるだけで、年間30,000マイルくらいは継続して貯め続けられる計算になっていますが、ここを抑えた上でポイントサイトを活用していくと70,000~100,000マイルくらいまで獲得できるJALマイルを上げることができます。
これらをやらずしてポイントサイトだけに特化してしまうと、初年度は貯まると思いますが、2年目以降は案件が枯渇して苦労することになります。
貯めたポイントからJALマイルへの交換方法
具体的な貯め方に移る前に、貯めたポイントからのJALマイルへの交換方法から解説していきます。
ポイントサイトで貯めたポイントは、
ポイントサイト → dポイント → JALマイル
ポイントサイト → Pontaポイント → JALマイル
ポイントサイト → ドットマネー → JALマイル
の流れで交換していき、最終的に50%のJALマイル還元率で交換するのが基本になっています。
ポイント交換の申請をするだけですので、一度やってしまえば特に難しいことはありません。
モッピーは特に、80%と言う高還元率で交換できる!
ポイントサイトのモッピーだけは、実質80%還元で交換することが可能です。
ただ、利用制限が色々とありますので、モッピーだけに特化するのは逆に効率が悪くなるケースもあります。
ポイントサイトにも使い分けが必要になりますので、どのケースでどのポイントサイトを使うのが効率的なのかを順を追って解説していきます。
ポイントサイトの選び方と貯め方
ここからは、ポイントサイトの選定について解説して行きます。
案件によって3つのポイントサイトを使い分けることを推奨します。
①ちょびリッチ
ひとつ目は、「ちょびリッチ」がお勧めです。
運営会社は株式会社ちょびリッチ。
ちょびリッチのサービス開始は2004年からですので、17年以上続いているポイントサイトになりますので、老舗のポイントサイトのひとつです。
日本インターネットポイント協議会にも参加している企業にもなりますので、当サイトが推奨する条件3つの内2つを満たしています。
以下、ちょびリッチの基本情報となります。
運営会社 | 株式会社ちょびリッチ |
会員可 | 400万人以上 |
登録料 | 無料 |
ポイント単位 | 2P=1円 |
ポイント有効期限 | 1年間ポイント獲得がなければ失効 |
ポイント交換先 | 現金、各種ポイント、マイルなど |
友達紹介制度 | 2ティア制度、対象外案件多い |
家族登録 | 可 |
ちょびリッチからのJALマイルへの交換は、ドットマネー経由がお勧めです。
ちょびリッチを使うメリットは、ネットショッピングです。
JALマイルに有利なネット総合通販サイトは、「ポンパレモール」と「dCARDポイントUPモール」になりますが、残念ながらこの2つのサイトはポイントサイトへの掲載がありません。
この2つがお勧めな理由は「JALマイルの基本的な貯め方」をご参照ください。
各ポイントサイトは、「楽天市場」と「ヤフーショッピング」が基本となっていて、楽天市場で貯まる楽天ポイントと、ヤフーショッピングで貯まるTポイントはJALマイルへの交換には適していません。
しかし、ちょびリッチは「楽天市場」や「ヤフーショッピング」で高還元ショップ提携をしており、楽天ポイントやTポイントではなく、一度の買い物で大量のちょびリッチポイントを貯めることができます。
例えば、ヤフーショッピングで35%のちょびリッチポイントを得られる1万円の買い物をしたとします。
10,000円 × 35% = 3,500円相当のちょびリッチポイントを獲得
これをドットマネー経由でJALマイルに交換すると、
3,500円分のポイント × 50% = 1,750マイル
1,750マイル獲得できていることになるので、マイル還元率は17.5%ということになります。
更に、クレジットカード決済した分のポイントもマイルにすることができるので、マイルの二重取りができていることになります。
②ポイントタウン
二つ目は「ポイントタウン」がお勧めです。
運営会社はGMOメディア株式会社。東証マザーズに上場しており、ポイントサイトの運営としては最大手です。
ポイントタウンのサービス開始は1999年からですので、20年以上続いているポイントサイトになりますので、超老舗のポイントサイトです。
運営はGMOグループの上場企業が行っていますので、新興の怪しい企業ではありません。
以下、ポイントタウンの基本情報になります。
運営会社 | GMOメディア株式会社 |
会員数 | 240万人 |
登録料 | 無料 |
ポイント単位 | 20P=1円 |
ポイント有効期限 | 12カ月ポイント獲得なければ自動失効 |
ポイント交換先 | 現金、各種ポイント、マイルなど |
友達紹介制度 | 2ティア制度、対象外案件あり |
家族登録 | 可 |
ポイントタウンのポイントには注意してください。あまりに数字の単位が大きいので、1p=1円と錯覚するととんでもないことになりますので。
ポイントタウンからJALマイルへの交換は、「Ponta」か「dポイント」からの交換がお勧めです。
ポイントタウンを使うメリットは、外食系サービスのポイント還元率が極めて高いことにあります。
ポイントタウンには店舗モニタという外食専用のサービスがあります。
飲食店のジャンルは多岐にわたって掲載があります。
1回の食事につき、利用金額の10~50%のポイントバックを得られます。一例として、30%還元の場合、10,000円の食事をすれば3,000円分のポイントが返ってきます。
③モッピー
最後に筆者も愛用している、JALマイラーさんの定番「モッピー」です。
筆者がモッピーを使う場合は、高額案件とモッピーのJALマイル交換ドリームキャンペーンを利用する場合です。
運営会社は株式会社セレス。東証一部上場しており、モッピーのサービス開始は2005年からですので、16年以上続いているポイントサイトとなります。
以下、モッピーの基本情報になります。
運営会社 | 株式会社セレス |
会員数 | 700万人 |
登録料 | 無料 |
ポイント単位 | 1P=1円 |
ポイント有効期限 | 半年間ポイント獲得なければ失効 |
ポイント交換先 | 現金、各種ポイント、マイルなど |
友達紹介制度 | 2ティア制度、対象外案件ほぼなし |
家族登録 | 可 |
モッピーには、ちょびリッチの様なネットショッピング高還元店やポイントタウンの外食高還元の様なサービスはないので、使い方が変わります。
基本的なポイント交換は、ドットマネー経由となります。
ただ、上述している通り、モッピーのみJALマイル交換ドリームキャンペーンというものがあり、実質80%でのポイント交換ができる唯一のポイントサイトとなります。
このJALマイル交換ドリームキャンペーンを使うにはいくつかの条件があります。
基本は15,000ポイントの利用につき1回(12,000ポイント上限)で利用することができます。
(条件は時期によって変わることがありますので、モッピーの条件表をご確認ください。)
モッピーには、ネットショッピングの高還元もなく、外食の高額還元もないので、大量ポイントを貯めようとした場合、それ以外の高額案件を実施しないと15,000ポイント以上を貯めることはほぼ不可能です。
具体的に掲載のある高額案件は、以下のとおりです。
・クレジットカード入会
・FX口座開設+所定の取引
・不動産投資相談
などになります。
クレジットカードについては、必要なものあれば発行すれば良いと思いますが、そのほかについては、興味がなかったり不要であればポイントの為に無理に実行することをお薦めしません。
クレジットカード発行案件の事例
ポイントサイトで大量ポイント獲得の定番となっているクレジットカード発行です。
年会費無料のカードであれば1,000~10,000円相当のポイント、ゴールドカードであれば10,000~20,000円以上相当のポイントという一回の申し込みで大量ポイントを獲得することができます。
そういった気軽さ+高ポイントが陸マイラーのマイルを貯める案件として非常に人気になっています。
FX案件の事例
FXの案件開設+所定の取引を行うことによって高額ポイントバックされる案件も人気です。
FX初心者の場合、各FX会社にはデモトレードという練習モードがあるので、いきなり現金を投入しないようにご注意ください。
不動産案件の事例
昨今、高額案件で出回っているのは不動産の案件です。
物件性約なら20万円分のポイントなんてのもありますが、そんな気軽に変えないのでそれはパスするとして、申込み+面談20,000~40,000円相当のポイントなんてあたりが人気の相場になっているのかと思います。
これもFXと同じで、無理にやらなくても良いと思います。
高額案件をやる場合、モッピーは単価設定も高いので、短期間に大量マイルを貯めたい場合は挑戦してみてください。
内容的に気が向かない場合は、無理してやる必要は全くございません